フェイシャルエステのニキビケア施術の内容とは?メリットも解説!
多くの人が悩みながらも、セルフケアではなかなか改善しない「ニキビ」。そんなときはフェイシャルエステで、プロによる施術を受けてみてはいかがでしょうか。1人ひとりに合った施術を受け、最短の道のりで美肌を目指しましょう。
今回はフェイシャルエステでは一体どんな施術が受けられるのか、ニキビケアに注目してご紹介します。万が一エステを受けてもニキビが治らない場合、どんな原因が考えられるのかも併せて確認していきましょう。
フェイシャルエステで行われるニキビケアの施術内容
「ニキビを治したい!」と考えたとき、まず思いつくのはニキビケアに特化したスキンケアアイテムを使ったり、食事内容を改善したりといったセルフケアではないでしょうか。もちろん、これから新たにニキビを作らないためには、生活習慣の見直しが必要不可欠です。
一方、現在肌の表面に現れているニキビは、原因や状態に併せて適切なケアを行わなければ悪化してしまう可能性があります。そんなときは、迷わずフェイシャルエステで自分に合った施術を受けましょう。
まずはフェイシャルエステで受けられるニキビケア施術について、その内容と共にご紹介します。
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光を使った施術
施術時間も短く、費用も手頃であることから幅広く使用されているのが「LED」と呼ばれる光を使った施術です。LEDを当てても肌に熱が発生することはなく、熱さや痛みに耐える心配もありません。
そしてLED施術のメリットとして挙げられるのは、状態や希望に応じて色を変え、さまざまな悩みに対応できるという点。代表的な色としては赤や青がありますが、それぞれどんな効果が期待できるのでしょうか。
・青色:ニキビや炎症の鎮静
・赤色:小ジワや薄いシミ、くすみケア
・白色:シワやたるみのケアや毛穴の引き締め
・黄色:肌の赤みやくすみ、シミの元となるメラニンのケア
特にニキビケアとして多く用いられているのは、赤みの強い炎症中のニキビを鎮める青色LEDや、肌の深部で弾力やうるおいを保つ「コラーゲン」や「エラスチン」の生成を促し、肌のターンオーバーを正常化する赤色LEDなどです。ニキビ以外に悩みを抱えている場合や、フェイシャルエステが初めての人にもおすすめですよ。
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状態に合わせたパックやマスクを使った施術
さまざまなメニューを受けられるフェイシャルエステですが、施術終盤では肌の状態を見ながらパックやマスクを使うことが多いでしょう。種類によって10分から30分程度時間を置き、美肌成分をしっかりと肌へ届けます。
ニキビケアに使われることの多いパックやマスクの種類には、以下のようなものがあります。
・ヒアルロン酸やセラミド配合:美白に加えて保湿効果も高い
・ビタミンCやトラネキサム酸配合:メラニン色素の生成を抑え、シミやニキビ跡ができにくくする
・クレイパック:ミネラルが豊富で毛穴の汚れが落ちやすい
・ティーツリーやツボクサエキス配合:ニキビの炎症を鎮めてくれる
それぞれ状態を見ながらその日にピッタリのものを使う必要があるため、できるだけ豊富な種類を用意しているサロンがおすすめです。
ドラッグストアなどでもニキビケアパックが購入できますが、「サロン専売品」などは成分の配合率が高かったり、市販品にはない成分が入っていたりすることも。プロによるクレンジングや洗顔、マッサージなどと合わせることで、さらにパックの効果を高めることができるでしょう。
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ピーリング
正常な人の肌は、約28日周期で細胞が生まれ変わるといわれています。いわゆる「肌のターンオーバー」と呼ばれるこの周期は、ストレスや生活習慣の乱れなどさまざまな要因によってバランスが崩れてしまいます。
ターンオーバーが乱れることで起こるトラブルの一つに、「角質肥厚」があります。これは本来剥がれ落ちるべき古い細胞が角質となって溜まり、新しい細胞が生まれにくくなるほか、毛穴やニキビといったトラブルを引き起こすもの。ピーリングはそんな角質を落とし、健康な素肌へ導くために広く使われている施術です。
ピーリングでは「AHA」などの酸性物質を肌に塗布し、角質を落とすことで新たな細胞の生成を促します。現在肌の表面に現れているニキビも、新たな細胞へと生まれ変わることで目立ちにくくなるでしょう。
近年では自宅でも気軽にできるピーリンググッズが登場していますが、ニキビのある肌へのピーリングは濃度や塗り方の調整が難しく、逆にニキビが悪化する危険性があります。肌の状態を見極めるのはもちろん、溶剤を豊富に用意しているフェイシャルエステで施術を受けるのが大切です。
イオン導入
イオン導入とは、電気の力を使って有効成分を肌の奥へと届ける施術です。一般的な化粧品は医薬品と異なり、どんなに良い成分であっても「角質層」までしか届けられません。表面的なトラブルには対処できても、根深いニキビやシミには効果を実感できないのです。
一方イオン導入では、元々マイナスの電気を帯びているビタミンCやアスコルビン酸などの有効成分を、同じくマイナスの電気を流した機器で肌の奥へと浸透させていきます。磁石のマイナス同士を合わせると反発するように、イオン導入の機器と肌の間でも同じ力がはたらいています。反発の力を使って成分を奥へ届けるため、摩擦によるダメージを受けにくいのもポイントですね。
肌のもっとも浅い部分にある「角質層」に加え、その下には汗腺や皮脂腺が存在する「真皮」があります。ニキビは毛穴にアクネ菌が繁殖してできる場合がほとんどですが、毛穴の根底は真皮層にあるため、角質層へのケアでは不十分。イオン導入で真皮にアプローチをかけ、ニキビの原因を取り除くことが大切です。
表皮を綺麗に保ちニキビを予防できる施術
ニキビ専用の施術を選ぶはもちろん、フェイシャルエステで肌を綺麗に保ち、これからできるであろうニキビを予防することも欠かせません。自己流で行うクレンジングや洗顔では取り切れない汚れや皮脂、毛穴詰まりなどを解消し、健康的な素肌を目指しましょう。
先ほども述べたように、ニキビは毛穴に汚れが溜まってアクネ菌が増殖し、炎症を引き起こした状態です。1日の汚れをしっかりと落とせていれば、ニキビができる確率も低くなりますね。サロンでのケアだけでなく、自宅ではどうしたら良いのかといった「セルフケアのコツ」を学んでおくのも大切です。
ニキビケア施術の相場を知っておこう
どんなに評判の良いフェイシャルエステでも、費用が高すぎると継続して通えなくなり、結果として思うような効果を得られないことがあります。繰り返すニキビに悩んでいる場合、1回の施術ですべてが綺麗になるとは限りません。定期的に通い、肌の状態を正常へと近づけることで、ニキビ知らずの肌へ変わっていくのです。
そこでおさえておきたいのが、ニキビケア施術はいったいどのくらいの金額がかかるのかという点。中には初回お試し体験としてリーズナブルな価格で施術を受けられるサロンもあるため、事前に公式サイトやSNSでの情報収集が必須となります。
代表的なニキビケア施術の相場は以下の通りです。
・LED施術:約5,000円/1回
・パックやマスク:約3,000円/1回
・ピーリング:約5,000円/1回(ピーリングのみ受けられるところは少ない)
・イオン導入:約5,000円/1回(イオン導入のみ受けられるところは少ない)
また、これらの施術は基本的なメニューのオプションとして用意されている場合がほとんどです。クレンジングや洗顔、毛穴の吸引などと合わせて行うと、1回1万円ほどかかる場合も。継続を希望する場合は、コースを契約するなどしてなるべくリーズナブルに受けられる方法を探しましょう。
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フェイシャルエステでニキビケアを受けるメリット
そもそもフェイシャルエステでニキビケアを受けると、一体どんなメリットが得られるのでしょうか。セルフケアでは変化が見られないニキビが、フェイシャルエステではどうして綺麗になるのか見ていきましょう。
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今あるニキビが治る
既に赤く炎症を引き起こしていたり、黄色く膿が溜まったりするニキビは、入念にケアをしても長時間居座り、気分を落ち込ませてしまいます。とはいえ爪や器具で潰して膿を出したり、気になるからといって頻繁に触れたりしてしまうと、ただでさえ目立つニキビがさらに悪化することも。
一方フェイシャルエステでは、今できているニキビと今後できる可能性がある部分それぞれに異なるアプローチをかけていきます。膿を取り除く場合も、単に出すだけでなく毛穴を引き締めたり、抗菌作用のある溶剤を使ったりと「その後のケア」にも余念がありません。
また、つい気になるからと汚れたままの指や爪でニキビに触れたり、頬杖をついたりすることで雑菌の繁殖を促してしまう場合も。サロンでは手指だけでなく使う器具全てが清潔に保たれているため、新たな炎症を起こす心配がないのがポイントです。
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ニキビ跡が消える
セルフケアでニキビをなくそうとすると、まず先に「今あるニキビのふくらみをなくしたい」「赤みを消したい」といった悩みが出てきます。もちろんこれらの悩みを解消するべくニキビケアを行うのですが、ふくらみや赤みが消えたからといって満足してはいけません。
ニキビに関する悩みで、ふくらみや赤みの他に多いとされるのが「ニキビ跡」です。炎症が治まった後も、まるでまだニキビがあるかのように見えるニキビ跡。場合によってはニキビそのものよりも改善が難しく、長年悩むことになるかもしれません。
フェイシャルエステで適切なケアを受けつつ、ビタミンCなどの美白成分を取り入れていくことで、跡に残ることなく綺麗にニキビがなくなっていきます。
毛穴の目立たない綺麗な肌になる
定期的にフェイシャルエステで汚れを落とし、状態に合った美容成分を入れ込んでいくと、次第に肌トラブルが起こりにくくなります。
日々知らないうちに溜まってしまう毛穴汚れは、落とさずにいると毛穴を圧迫し、見た目にも分かるほどぱっくりと毛穴が開いてしまう原因に。そして汚れが詰まった毛穴がニキビを生み出すという悪循環が生まれてしまうのです。
そのためフェイシャルエステでは、どんな施術であってもまずは「落とすケア」を入念に行います。その後の美容成分をしっかり入れ込むためにも、肌に不要な汚れは溜まる前に落としていきましょう。
フェイシャルエステでもニキビが治らない理由は?
ニキビを治したくてフェイシャルエステに行ったのに、治らないどころか悪化したというケースもあります。万が一新たな肌荒れができた場合はどうしたら良いのか、原因と共に見ていきましょう。
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ニキビが増えたり悪化したりする原因
初めてフェイシャルエステでニキビケアを受け、その後ニキビが増えたという場合は、過度に心配する必要はありません。肌のターンオーバーが促進された結果、内部に眠っていた「これからできる予定だったニキビ」が表面に出てくることで、ニキビが増えたように見えるだけなのです。
施術後の数週間は我慢すべき時間といえますが、これを乗り越えるとニキビの減りを実感できる可能性があります。焦って色々なセルフケアを試すのではなく、肌に優しいアイテムを使って様子を見ましょう。
また、ピーリングなどで古い角質を取り除いた結果、一時的に肌のバリア機能が低下しニキビのできやすい状態になっている場合も考えられます。敏感肌や乾燥肌の人に良く見られ、痛みや赤み、皮剥けを伴うケースも珍しくありません。
そもそもピーリングをはじめとするニキビ用施術は、1人ひとりの肌に合った溶剤とやり方を選ばなくてはなりません。施術後のトラブルは必ずサロンに伝え、次回の施術を調整してもらいましょう。
フェイシャルエステで使っているコスメや溶剤が肌に合わず、ニキビや発疹となって現れる可能性も否めません。気になることがあればすぐにサロンに相談し、酷い場合は実際に肌の状態を見て対応してもらうのが大切です。
まとめ
誰もが一度は悩んだことがあるといっても過言ではないほど、私たちの身近にある肌トラブル「ニキビ」。できやすいからといって軽視することなく、フェイシャルエステで適切なケアを受けましょう。
今あるニキビをなるべく早く綺麗にするだけでなく、今後ニキビに悩まされない肌作りのためにも、自分に合ったメニューを提供するフェイシャルエステを見つけてみてくださいね。
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