脱毛効果を実感できる回数は?医療脱毛・光脱毛・部位別にそれぞれ目安回数を解説
脱毛に通う前に気になるのは、何回くらい通えばツルスベ肌が手に入るかではないでしょうか。コースを選ぶときも、脱毛の回数は気になるところです。
この記事では、脱毛効果を実感できる目安となる回数を、脱毛の種類や部位に分けて紹介します。
また、脱毛の効果が実感できない時の原因と対策についても解説します。脱毛の効果を高めたい、早く効果を感じたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
脱毛は何回通えば良いの?脱毛の種類ごとに回数の目安を解説
脱毛に必要とされる回数は、脱毛の種類によって異なります。クリニックで行う医療脱毛と、脱毛サロンで行う光脱毛に分けて見ていきましょう。
医療脱毛はクリニックで行う医療行為であるため、比較的早めに効果を時間できる傾向にあります。自分に合った脱毛方法を見つけるためにも参考にしてみてください。
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脱毛の効果が実感できるまでの流れをチェック
まずは脱毛の効果が実感できるまでの流れを見ていきましょう。
- 1回目:ほとんど効果は実感できない
- 2〜3回目:若干効果を感じるもののまだ効果は薄め
- 4回目:効果を感じ始めるが自己処理が必要
- 5回目以上:徐々に自己処理が必要なくなってくる
残念ながら脱毛は即効性のあるものではありません。少なくとも5回以上は通う必要があるといえるでしょう。
また、照射してから1週間程度で毛が抜けてくるので、次の日にツルツルになることもほとんどありません。
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【医療脱毛の場合】全身脱毛なら5〜8回が目安
クリニックで医師や看護師が照射してくれるのが医療脱毛です。医療脱毛の場合、5回コースが組まれていることが多いはずです。
5回程度の照射だと、自己処理の頻度が減ることが期待できます。
また、腕の内側やお腹、太ももの裏側など毛が少ない部位は毛がなくなったように感じるかもしれません。
しかし、顔や胴体、指など産毛が密集している部位は、5回でツルツル状態になるのは厳しいでしょう。
全身ツルツルになりたいという場合は8回以上の照射を想定しておくと良いでしょう。
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【美容脱毛・光脱毛の場合】全身脱毛なら12〜20回が目安
脱毛サロンで行う美容脱毛・光脱毛の場合は、照射出力が弱いため、医療脱毛と比べて回数が必要になる傾向にあります。
ムダ毛が気にならない、自己処理の頻度が落ちるまでは12回以上通うのがおすすめです。完全にツルツルの状態にするには18〜20回程度の照射が必要になるでしょう。
長期にわたって通うことになるので、通い放題や契約プラン終了後の保証が充実しているサロンを選ぶのがいいでしょう。
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脱毛の回数は部位によっても異なる|部位別の効果を感じる回数
ここからは全身脱毛ではなく、部位によってかかるとされる脱毛回数についてご紹介します。顔からつま先まで毛が生えていますが、部位によって毛質や濃さ、生えている量などが異なります。
そのため、同じ回数を照射しても効果にムラが出てきてしまうのです。
部位に合わせた回数の目安を知っておくことで、自分に必要な脱毛回数がわかることでしょう。
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顔|産毛が多く回数がかかりがちな部位
顔は濃いムダ毛が生えている場所ではありませんが、産毛が密集している部位です。薄い毛や産毛は、濃いムダ毛に比べて効果を実感するまでに時間がかかる傾向にあります。
顔の毛がなくなるメリットとしては、毛穴が引き締まったり肌のトーンアップが期待できたりすることでしょう。化粧ノリが良くなると実感している人も多いそうです。
【医療脱毛の場合】8〜10回が目安
医療脱毛の場合は8〜10回程度が目安になります。他の部位に比べて回数を重ねなくてはなりませんが、8回程度照射すれば自己処理がほとんど不要になるでしょう。
産毛のような薄い毛にはレーザーが反応しにくいと言われています。
効果を早く実感したいのであれば、蓄熱式の脱毛機を利用することをおすすめします。蓄熱式の脱毛機は色素に反応する脱毛方法でないため、顔の脱毛に適していると考えられます。
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【美容脱毛・光脱毛の場合】12回以上が目安
美容脱毛・光脱毛の場合は12回以上の照射が必要になるでしょう。産毛にも効果が実感でき、ツルツルの状態に近づいたと実感できるはずです。
自己処理の頻度が減ったと実感できるまでには8〜10回程度かかるでしょう。
腕・脚|比較的効果を実感しやすい部位
腕や脚はムダ毛が気になる部位であり、毛が多い人もいることでしょう。しかし、程よい太さと濃さである場合が多いので、スムーズに脱毛効果を実感できる部位であるとも言えます。
特に腕の内側や足の裏側などは毛が薄く、あまり生えていない部位です。そういった部位は、早くから脱毛効果を実感しやすいでしょう。
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【医療脱毛の場合】5〜8回が目安
医療脱毛の場合は、5回で自己処理の頻度が減り、8回程度でツルツルの状態を目指せるでしょう。ムダ毛は多い部位ですが、太さや濃さがそこまでないので痛みが少ないのも特徴です。
そのため、照射出力を下げることなく施術できることでしょう。出力が高いまま脱毛できれば、早くから効果を実感できるはず。
また、普段から目につく部分でもあるため、毛が抜けてきたことにも気付きやすいでしょう。夏など露出が増える機会の前に脱毛したい人は、逆算して通う時期を決めるのもおすすめです。
【美容脱毛・光脱毛の場合】6〜10回以上が目安
美容脱毛・光脱毛の場合は、6回程度で効果を実感、10回以上通うことでツルツルの状態を目指せるでしょう。とはいえ、腕や足の毛の量や濃さには個人差が出やすい部位です。
そのため、個人によって効果を感じる回数にばらつきがあると考えられます。
中には20回以上通って満足できたという人もいるそうです。
腕や脚の毛が濃くて悩んでいる方や、毛の量が多めの方は、目安回数よりも時間がかかるかもしれません。
ワキ|毛が太いため効果を実感しやすい部位
ワキは太くて濃いムダ毛が密集しており、自己処理の頻度が高い人もいるのではないでしょうか。自己処理した次の日にはもう生えているなんてこともあるでしょう。
しかし、ワキの毛にはレーザーが反応しやすいので、比較的早くから効果を実感できる傾向にあります。ただ、痛みが強い部位でもあるため、照射時は注意が必要です。
ワキを脱毛することで、楽しめるファッションの幅が広がったり自信をもって腕を上げられたりするでしょう。また、ワキの黒ずみ解消や毛穴感を解消する効果も期待できます。
【医療脱毛の場合】5〜8回が目安
医療脱毛の場合は、5〜8回が目安の回数となります。レーザーは色素に反応するため、太くて濃いムダ毛が生えているワキには効果を発揮してくれるでしょう。
ただ、光脱毛に比べると照射出力が高いので、痛みが強くなる傾向にあります。我慢できない痛みを感じている方や、痛みに強くなく怖いという方は、麻酔を利用してみてもいいでしょう。
クリニックによっては麻酔料金が無料の場合もあるので、痛みが不安な方は、麻酔料金にも着目してみてください。
【美容脱毛・光脱毛の場合】6〜10回以上が目安
美容脱毛・光脱毛の場合は、6〜10回以上が目安になるでしょう。6回程度で脱毛効果を実感でき、10回以上照射することで自己処理のいらないツルツル肌を手に入れることが期待できます。
医療脱毛に比べると痛みは強くなりませんが、他の部位よりも痛みを感じやすい部位です。脱毛サロンでは麻酔を取り扱っていないので、照射出力を低くすることで痛み対策をします。
出力を低くした場合は、12〜15回程度通わないと効果が実感できないかもしれません。ツルツル状態を目指す、キープしたいのであれば、長期にわたって通うことが必要でしょう。
VIO|効果を実感しやすいが痛みを感じやすい部位
VIOは毛が太くて濃いムダ毛が密集する部位です。早めに効果を実感できる傾向にありますが、整える形によっても脱毛回数が異なってくるのに注意です。
IラインとOラインは、毛周期が長めであるため、必要な回数が多くなりがちです。他の部位と同じタイミングで照射すると毛周期にあったタイミングで照射ができないことも。
そのため、ツルツルの状態にするまでは時間がかかると考えておきましょう。
また、VIOはデリケートで黒ずみやすい部位なので、痛みが強くなる傾向にあります。
【医療脱毛の場合】8〜10回が目安
医療脱毛の場合8〜10回が目安となります。ナチュラルな形に整えるなら5回程度でも効果を実感できるかもしれません。
ただ、ツルツルの状態ハイジニーナにするなら、回数を重ねる必要があるでしょう。
また、IラインとOラインは10回以上の照射が必要になるかもしれません。毛周期の関係や痛みによる出力低下の関係で、回数が多くなりがちです。
ワキ同様、痛みが心配な方は、麻酔の有無や料金体系についてみておくことをおすすめします。
【美容脱毛・光脱毛の場合】10〜15回以上が目安
美容脱毛・光脱毛の場合は、10〜15回以上が目安となります。10回程度照射することで効果を実感でき、15回以上でツルツル感を実感できることでしょう。
回数を重ねれば重ねた分だけムダ毛のない状態を目指せるので、ハイジニーナにしたい人は定期的に通うことをおすすめします。
ただ、デザインや生え方によって回数のばらつきが出てくる部位でもあります。中には20回以上通った人もいるそう。
どんなデザインにしたいのか、どれくらいツルツルの状態を目指すのかによって、通う回数が決まってくるでしょう。
回数を重ねているのに効果が出ないのはどうして?
時間をかけて脱毛に通っているのに、なかなか効果が出ない場合も少なくありません。「目安となる回数をこなしているのに効果が感じられない」という場合は、いくつかの原因が考えられます。
ここからは、4つの原因と対策について解説していきます。当てはまるものがあれば、改善してみることで効果を実感できるようになるかもしれません。
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毛周期のサイクルにタイミングがあっていない
効率良く脱毛したい場合は、毛周期のサイクルと脱毛に行くタイミングを合わせることが大事です。
毛周期は、「成長期・退行期・休止期」の3つに分かれており、脱毛効果があるのは成長期の毛だけ。
退行期と休止期はメラニン色素が薄いので、照射しても効果が高いとは言えません。
毛周期は個人や部位によって異なりますが、おおよそ2〜3ヶ月程度のサイクルで移り変わります。
そのため、2〜3ヶ月おきに脱毛に通うのがおすすめです。
毛周期のタイミングがわかりづらいと思う方は、クリニックやサロンの担当者に聞いてみてもいいかもしれません。
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肌荒れや日焼けによって効果が薄れている
肌荒れや日焼けなど肌トラブルを抱えていると、脱毛効果が十分に得られない傾向にあります。
理由としては、肌トラブル悪化などのリスクを回避するために、レーザーの出力を下げる必要があるからです。
レーザーの出力が下がることで、通常よりも脱毛効果が低下してしまいます。
また、肌荒れや日焼けの程度によっては、レーザー照射を断られてしまうかもしれません。
脱毛前後だけでなく、日常的にスキンケアや日焼け対策を徹底しておくことをおすすめします。
自己処理するときは安全な機器を使う
クリニックやサロンで脱毛をする場合は、前日までに自己処理をしなくてはなりません。
自己処理の段階で肌への負担を大きくしてしまうと、当日にレーザー照射ができない可能性もあります。
剃刀や除毛クリームではなく、電気シェーバーで自己処理をしましょう。
また、毛抜きを使うとメラニン色素がなくなってしまうため、レーザーによる効果を実感できなくなります。
他にも、毛抜きをすることで毛周期が乱れることも考えられるため、効果を高めるためにも控えましょう。
レーザーの種類が部位や毛質にあっていない
毛周期や肌トラブルの対策をしているにもかかわらず、効果が実感できないと感じている場合は、レーザーの種類が部位や毛質にあっていない可能性が考えられます。
レーザーの種類は大きく分けて2パターンで、「熱破壊式・蓄熱式」があります。
熱破壊式は、レーザーの出力が高めで硬くて太い毛に効果を発揮してくれます。
一方、蓄熱式は、低出力のレーザーを連続で照射することで脱毛するため、産毛など柔らかい毛に効果があります。
どのレーザーが向いているのかわからない人は、医師やスタッフに聞いてみるといいでしょう。
まとめ
脱毛の効果を実感できるまでの目安となる回数は、脱毛の種類や使っている脱毛機、部位によって差があります。
早く脱毛を完了したい、という方には、医療脱毛がおすすめです。一方、痛みを抑えてゆっくり脱毛したい方には、美容脱毛・光脱毛がおすすめです。
また、回数をこなしているのに効果を実感できないときは、普段やっているスキンケア方法や脱毛機を見直してみてください。
AZUL宮古島店では、痛みが少なく、医療機関のレーザー脱毛と同じ理論で、医療レーザーよりは出力を弱めることで肌への負担を軽減するというお客様の要望を叶えるような脱毛機が導入されています。
施術期間も比較的短く、エステサロンならではの美肌を目指しつつ脱毛できるというメリットがあるためお近くの方は検討してみてください。
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