医療脱毛・美容脱毛の違いを徹底比較!どんな特徴・メリットがある?
「脱毛」と一言でいっても、医療脱毛・美容脱毛の2種類があります。脱毛を始めようとすると、まずどちらの脱毛をするか迷う方も多いですよね。そこでこの記事では、医療脱毛・美容脱毛の特徴・メリットを比較しました。これから脱毛を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
脱毛効果の定義って何?
脱毛効果には「永久脱毛」「抑毛」があり、それぞれ意味・効果が異なることが特徴です。
日本では明確な「永久脱毛」の定義はありませんが、米国電気脱毛協会・食品医薬品局では「永久脱毛」について、以下2点を定義しています。
- 最後に行った脱毛から1ヶ月後、毛の再生確率が20%以下である
- 脱毛3回終了後、6ヶ月経過の時点で2/3以上の毛が減少している
「永久脱毛」といっても、全ての毛が二度と生えないわけではありません。
また「抑毛」とは、毛を細くしたり成長を抑制したりすることを指します。
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医療脱毛と美容脱毛の特徴を比較
医療脱毛と美容脱毛は、以下のような特徴が挙げられます。
特徴 | 医療脱毛 | 美容脱毛 |
提供元 | 医療機関(国家資格を持った医師・看護師が施術) | エステサロンなど民間企業(研修など指導を受けたスタッフが施術) |
脱毛方法 | レーザー脱毛※他ニードル脱毛もある | 光脱毛(IPL脱毛・SSC脱毛・SHR脱毛) |
脱毛に必要な平均期間 | 1年〜1年半(6〜8回) | 1年半〜2年(10〜18回) |
1回当たりの価格相場 | 顔:20,000円ワキ:4,000円腕・脚・24,000円VIO:20,000円 | 顔:12,000円ワキ:2,400円腕・脚・15,000円VIO:12,000円 |
総額の相場 | 顔:120,000円(6回)ワキ:32,000円(8回)腕・脚・144,000円(6回)VIO:160,000円(8回) | 顔:120,000円(10回)ワキ:48,000円(12回)腕・脚・150,000円(10回)VIO:144,000円(12回) |
医療脱毛は医療機関で受けられる脱毛!
医療脱毛とは、医療機関で受けられる脱毛です。医療機関で行われる脱毛は医療行為に当たるため、国家資格を持つ医師・看護師が施術します。
レーザー脱毛により発毛組織を壊し、比較的強い抑毛効果があることが特徴です。
万が一トラブルが発生した際、医療脱毛ならその場で診断・薬の処方を受けられます。さらにクリニックによっては、施術のときに麻酔を受けられるケースも少なくありません。
美容脱毛はエステサロンが提供する脱毛!
美容脱毛は、エステサロン・美容サロンで受けられる脱毛です。
サロン脱毛とも呼ばれており、医療行為ではないため施術に当たり資格はありません。そのため研修などを受けたスタッフにより施術します。
美容脱毛が採用している光脱毛は、黒色に反応する光を照射し、毛根のメラニン色素に作用することで脱毛する方法です。
基本的に目元・粘膜・ほくろ・色素が濃い部分・傷跡や傷口など赤みのある部分・白髪以外に施術できます。
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医療脱毛と美容脱毛のメリットとデメリット
医療脱毛・美容脱毛には、それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。
医療脱毛 | 美容脱毛 | |
メリット | 医師・看護師が対応してくれる脱毛効果が高い脱毛が完了するまでの期間が短い | 痛みや肌トラブルが少ないリーズナブルな価格サロンによっては美肌効果も追加可能 |
デメリット | 痛みを感じやすい肌トラブルのリスクが高い | 脱毛終了まで1年半〜2年半かかる |
医療脱毛は医療機関で行われるため、医師・看護師の対応に安心できることがメリットです。しかし痛みを感じやすいため、痛みが苦手な方・肌が敏感な方には大きなデメリットといえます。
また美容脱毛は痛みが少なく、気軽に受けられることがメリットです。しかし脱毛終了までの期間が長いため、手際よく脱毛を完了させたい方にとってはデメリットでしょう。
医療脱毛・美容脱毛のメリット・デメリットについて、詳しく解説します。
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医療脱毛のメリット|医師・看護師が対応してくれる
医療脱毛は国家資格を持つ医師・看護師が対応してくれるため、安全性が高いことがメリットです。専門知識がある医師・看護師が施術を担当するため、トラブルの際はすぐに診察や処置を受けられます。
特に医療脱毛は痛みを感じやすいため、クリニックによっては笑気麻酔・麻酔クリームなどを受けられることは嬉しいポイントです。さらに炎症が起きた際、炎症止めなど医薬品によるアフターフォローも受けられます。
脱毛以外にも、炎症など肌の悩みを相談できることも魅力です。
医療脱毛のメリット|脱毛効果が高い
医療脱毛ではレーザー脱毛により、毛根の中にある毛乳頭を破壊するため半永久的に毛が生えてきません。毛乳頭を破壊するため、毛の再生ができないため効果が長時間続くことが特徴です。
照射1回の効果が高く、短い期間で脱毛ができます。日々の自己処理を長期間行わずに済むことは、医療脱毛ならではの嬉しいポイントですよね。
また、短い期間で施術が完了し、それ以降脱毛効果が長時間続くことは大きなメリットです。
医療脱毛のデメリット|痛みを感じやすい
医療脱毛は美容脱毛に比べると、レーザーの強さから痛みも大きいといわれています。
発毛因子を破壊するほど強力なパワーのレーザー出力のため、その分強い熱が生じるため痛みを感じやすいです。
痛みの感じ方・部位ごとの皮膚の厚みなど個人差はありますが、特にVIO・ワキの痛みは強いといわれます。VIOは粘膜に近い部位であり皮膚が薄く、ワキは毛が密集しており皮膚が薄いためかなり痛いと感じやすい傾向です。
どちらも毛が太いため、毛が多い方は特に痛みに耐えられず医療脱毛を断念することも少なくありません。
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医療脱毛のデメリット|肌トラブルのリスクが高い
医療脱毛のレーザーは出力が強いため、美容脱毛に比べると肌トラブルのリスクが高いです。
使用するレーザーは毛に含まれる黒い色素に飲み反応しますが、照射中に熱が発生します。この熱により痛みを感じたり、場合によっては肌トラブルが起きたりする可能性が0ではありません。
また腫れ・やけど・蕁麻疹・色素沈着・硬毛化・増毛化などの肌トラブルも生じる危険性があります。
美容脱毛サロンは美肌にも力を入れていますが、医療脱毛では美肌に力を入れていません。そのため脱毛と同じくらい美肌にこだわる方にとって、大きなデメリットになります。
美容脱毛のメリット|痛みや肌トラブルが少ない
美容脱毛のメリットとして、痛みや肌トラブルが少ないことが挙げられます。そのため痛みに弱い方や肌トラブルが心配な方にとって、少ない負担で通い続けられることが魅力です。
脱毛サロンは美肌にも力を入れているため、脱毛方法・コースなどによって美肌効果も期待できます。
痛みの感じ方は個人差があり機械によっても大きく変わりますが、「全く痛くないし、むしろくすぐったい」「痛くないからつい寝てしまった」という方も多いようです。
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美容脱毛のメリット|リーズナブルな価格
美容脱毛は、医療脱毛に比べるとリーズナブルな価格で施術できるメリットがあります。1回当たりの価格が安いため、お試しでの脱毛も気軽に行えるでしょう。
また医療・美容脱毛に関わらずすでに経験ある方の場合、「前のところで10回くらい施術してるから、あと1〜2回でいい」ということは少なくありません。美容脱毛は1回当たりの価格が安いため、他サロンに移るときの調整も簡単です。
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美容脱毛のデメリット|脱毛終了まで1年半〜2年かかる
美容脱毛は医療脱毛より出力が弱いため、毛を薄くするためにたくさん脱毛を繰り返す必要があります。そのため脱毛終了までの平均が1年半〜2年かかることがデメリットです。
時間に余裕がある方なら問題ありませんが、忙しくて通うことが難しい方・すぐにでも脱毛を完了させたい方には難点でしょう。
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医療脱毛と美容脱毛はどっちがおすすめ?
医療脱毛・美容脱毛はそれぞれが持つ特徴から、メリット・デメリットがあります。これらを加味すると、痛みが苦手な方・初心者・費用を抑えたい方には美容脱毛がおすすめです。
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通いやすい美容脱毛がおすすめ!
美容脱毛は痛みが少ないため、負担が少なく通いやすいです。痛みが強いとどうしても心に拒否感が出てしまい、心理的負担が大きいと感じる方もいます。
美容脱毛ならエステ感覚で気軽に通えるため、長期間でも苦になりません。定期的に通うことで毛の成長スピードを抑え、毛の量が少なくなります。
また脱毛するだけで、同時に美肌効果を得られることもメリットです。
1回当たりの金額も医療脱毛よりリーズナブルなので、長期的に通いやすい点もおすすめできます。
医療脱毛・美容脱毛は併用できる
医療脱毛と美容脱毛は併用できるため、あえてどちらも選ぶこともおすすめです。
医療・美容脱毛のそれぞれが持つ特徴から、以下のように部位ごとに併用している方も多くいます。
- 毛が薄い部位は美容脱毛・毛が濃く目立つ部位は医療脱毛
- 照射時に痛みを感じやすいVIO・ワキのみ美容脱毛・刺激を感じにくい他の部位は医療脱毛
クリニック・サロンに併用していることを知られても、特に問題はありません。
しかし脱毛は毛周期のタイミングが重要であり、同じ部位で併用しても脱毛効果は高くならないため注意しましょう。
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脱毛に関するよくある質問4選
脱毛に関して、よくある質問を調査しました。現在脱毛に悩んでいる方・これから脱毛を始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q1:美容脱毛の効果を高める方法は?
美容脱毛の効果を高めるためには、以下5つを実施しましょう。
- 日常生活で日焼け止めを使用する
- 肌を保湿する
- 新陳代謝を上げるビタミン豊富な食事
脱毛において、乾燥・肌の黒ずみは効果を低くする原因です。乾燥は肌荒れの原因になるだけでなく、施術時の痛みを感じやすくしてしまいます。また脱毛の光は黒い色素に反応するため、肌が黒ずんでいると効果が低くなり痛みを感じやすくなるでしょう。
そのため肌の黒ずみを防ぐ日焼け止めの使用や、日々の保湿が大切です。
また新陳代謝を上げる食事は、肌の生まれ変わりを促進し肌を白く保ちます。
Q2 :医療脱毛・美容脱毛の施術はどんな流れ?
医療脱毛・美容脱毛の施術は、基本的に以下の流れで行われます。
- 施術日時を予約
- 前日までに脱毛部位をシェービング
- 脱毛当日は、まず受付をする
- 着替えを済ませ、脱毛部位に照射
- 契約回数が残っている人は次回の施術日を予約
前日までのシェービングは、契約内容によって追加料金の有無が異なるため事前に確認しましょう。
また脱毛の照射中、違和感を感じたらすぐに担当者に声をかけてください。出力を弱めたり、部位を冷やしたり対応してもらえます。
Q3:脱毛クリニック・サロンはどう選ぶのがおすすめ?
脱毛クリニック・サロンは、以下6つの観点で選ぶことがおすすめです。
- 脱毛したい部位・コースで選ぶ
- 契約コースの総額から選ぶ
- 1回の施術にかかる時間で選ぶ
- 脱毛終了までの回数で選ぶ
- 予約の取りやすさから選ぶ
- 通いやすい立地から選ぶ
クリニック・サロンによって脱毛できる部位・コースが異なります。同じ「全身脱毛コース」でも、VIOは別のクリニック・顔脱毛は別のサロンなどさまざまです。
また契約しても、予約が取れずなかなか通えない場合も少なくありません。口コミやサロンのカウンセラーに聞くなど、予約の取りやすさを比較することは大切です。
Q4:何歳から脱毛する人が多い?
脱毛を考えた方の多くは、10〜20代です。
学生時代からムダ毛に悩んでおり、大学生・社会人などのタイミングで脱毛を知り始めた人が多くいます。
また30〜40代で始めた人も少なくありません。脱毛に年齢の上限はないため、自己処理に時間がかかるのが面倒と始める人が増えています。
医療・美容脱毛の違いを比べて自分にぴったりの脱毛方法を選ぼう
医療・美容脱毛を選ぶ際は、それぞれの特徴など違いをしっかり比べることが大切です。自身が金額・痛み・効果のどれを一番優先し、どんなバランスで選ぶかしっかり確認しましょう。
特に部位によって毛の生え方が異なる方は、併用することもおすすめです。また先にリーズナブルな美容脱毛を行い、仕上げに医療脱毛を数回行う人も少なくありません。
まとめ
本記事では、医療脱毛・美容脱毛の特徴やメリット・デメリットを比較しました。医療脱毛は効果が高いですが、痛みを感じやすいです。反対に美容脱毛は痛みを感じにくいですが、効果が医療脱毛ほど高くありません。それぞれの違いを理解し、ぜひ自分にぴったりの脱毛方法を探してみてください。
初心者の方には、まずは美容脱毛もおすすめですので、お気軽にお問い合わせください。
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施術期間も比較的短く、エステサロンならではの美肌を目指しつつ脱毛できるというメリットがあるためお近くの方は検討してみてください。
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